I/Oマスタモジュールのシステムで重故障異常発生。故障診断を実施すると「異常要因:構成不一致」となります。モジュール本体とシステム定義の形式は同じに設定しているのですが、なぜ異常になるのでしょうか?

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  • 公開日時 : 2023/08/10 00:00
  • 更新日時 : 2023/08/22 17:17
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I/Oマスタモジュールのシステムで重故障異常発生。故障診断を実施すると「異常要因:構成不一致」となります。モジュール本体とシステム定義の形式は同じに設定しているのですが、なぜ異常になるのでしょうか?

I/Oマスタモジュールのシステムで重故障異常発生。故障診断を実施すると「異常要因:構成不一致」となります。モジュール本体とシステム定義の形式は同じに設定しているのですが、なぜ異常になるのでしょうか?
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回答

I/Oマスタモジュール(Tリンク、DeviceNet、Profibus-DP、OPCN-1)には、モジュール本体にモード設定スイッチがあり、システム定義にはモードに対応した形式(概略仕様)があります。モジュール本体とシステム定義のモードが不一致の場合、構成不一致異常が発生します。Tリンクを例にとって説明します。

<モード不一致の例>
Tリンクマスタモジュール(形式:NP1L-TL1)を使用。
モジュール本体のモード設定スイッチ(下側のロータリスイッチ)を1(Tリンク拡張モード)に設定。
システム定義にて「形式:NP1L-TL1、概略仕様:Tリンクマスタを選択」。

<モジュール本体のモード設定とシステム定義の対応>
システム定義には、「形式:NP1L-TL1」に対して以下の3種類の概略仕様があり、モジュール本体のモード設定と合わせる必要があります。
 モード設定  概略仕様
 0:通常モード  Tリンクマスタ
 1:Tリンク拡張モード  Tリンクマスタ(拡張:V42以上)
 2:I/O拡張モード  Tリンクマスタ(I/O拡張:V47以上)
 

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