- No : 1062
- 公開日時 : 2023/04/27 04:50
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FALDIC-αシリーズからALPHA5シリーズ以降へ置換えたとき、SXバスで接続する各種サーボアンプで「縮退運転」動作に違いがありますか?
FALDIC-αシリーズからALPHA5シリーズ以降へ置換えたとき、SXバスで接続する各種サーボアンプで「縮退運転」動作に違いがありますか?
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回答
あります。サーボアンプの制御用電源遮断時のシステム動作が異なります。
ALPHA5シリーズ以降はMICREX-SXの縮退運転に対応していますが、
FALDIC-αシリーズはMICREX-SXの縮退運転に対応していないためです。
①制御用電源遮断時の動作 サーボアンプに縮退設定していないとき
FALDIC-α : 脱落検知されません。MICREX-SXは運転状態のままです。
ALPHA5 以降: 脱落検知され、MICREX-SXは重故障となります。
②制御用電源遮断時の動作 サーボアンプに縮退設定しているとき
FALDIC-α : 脱落検知されません。MICREX-SXは運転状態のままです。
アンプの制御用電源を再投入すると、MICREX-SXは一時的に軽故障を検出したあと、運転状態になります。
ALPHA5 以降: 脱落検知され、MICREX-SXは軽故障で運転を継続します。
詳細は、富士サーボシステム ALPHA7 (SXタイプ) ユーザーズマニュアル(24C7-J-0135)をご参照ください。