SXシリーズのPLCにプログラムをダウンロードして起動したら、重故障になりました。故障診断すると、「システム構成定義に異常あり」が出ています。なぜですか？

ローダソフトで設定したシステム定義の構成と実際の機器構成が異なっている場合のエラーです。定義されたモジュールがベースボードに装着されていなかったり、モジュールの形式がソフトの設定での構成と実際の機器構成とで異なっている場合などが考えられます。
故障診断の構成チェック機能で不一致箇所を特定し、ローダソフトのシステム定義設定、または、実際の機器構成の不一致部分を合わせてください。

 

【構成チェック機能の使用手順】

Expert(D300win)の場合
①オンラインメニュー→プロジェクトコントロール→故障診断 を選択
②[故障診断]ダイアログ内の[構成チェック]ボタンをクリック

Standard V3の場合
①オンラインメニュー→PLC操作→故障診断を選択
②[故障診断]ダイアログ内の[構成チェック]ボタンをクリック
　構成チェック機能により、ローダで設定したシステム構成と実際の機器構成の違いを検出できます。

【関連資料】
・ユーザーズマニュアル SX-Programmer Expert(D300win) リファレンス編
　　　FH257『１１－６－１(３) 構成チェック機能』を参照してください。
・ユーザーズマニュアル SX-Programmer Standard V3 リファレンス編
　　　FH598『２－５－３－２(5)　構成チェック機能』を参照ください。