【機種:ジルコニア式酸素計】ジルコニア式酸素計の測定はドライ測定(乾きガスベース)ですか。ウエット測定(湿りガスベース)ですか。
ZFK8を用いて煙道で直接測定するのでウエット測定です(測定ガスを除湿しない)。 このため赤外線排ガス分析装置(形式:ZSU、ZSJ、GASRACK)などでは、除湿した試料ガス中のO2濃度を測定しているため、直接比較することが出来ません。 詳細表示
【機種:ジルコニア式酸素計】COは可燃性ガスですが、COが含まれる測定対象にジルコニア式酸素計は使用できますか。
CO濃度が2000ppm以下であれば、使用できます。 これを超えると測定誤差が大きくなります、また可燃性ガス濃度が高いと検出器寿命が短くなる、故障が起きやすくなります。 このような測定対象ガスの場合は磁気式酸素計での測定を推奨します。 詳細表示
【機種:ジルコニア式酸素計】高温湿度計が生産終了になっていますが、代替機種はありますか。
高温湿度計の後継機種は有りません。 但し、測定条件によっては検出器;ZFK8と変換器;ZKMおよび演算器などを組み合わせた特殊な装置;GASRACKを組むことで、高温湿度計の機能を代替できる場合があります。 詳細表示
【機種:ジルコニア式酸素計】JIS 5k のフランジでボルト穴は4個で良いのに8個の穴が開いているのはなぜですか。
フローガイドチューブの角度によって、フローガイドチューブ内に流れ込むガスの流速を調整する事が出来ます。流速の早い煙道内や温度が高い場合は流速を制限する角度に、流速の遅い煙道ではガスの流れやすい角度に調整します。穴が4個では90°単位の調整になりますが、8個あれば45°単位の調整が出来ます。 詳細表示
【機種:ジルコニア式酸素計】ガスの流れが遅い場所では測定できますか。
ガスの流れが遅い(1m/s以下)場合は、計装空気を使って測定対象ガスを引き込む為のユニット;ZTAが使えないか、検討してください。 但し、ダストが多い(1g/Nm3以上)場合は、ブロー機能を使ってもZTAユニット内部に詰まりが発生するため使用出来ません。 ZTAには高温用のSICプローブも用意されています、150... 詳細表示
【機種:ジルコニア式酸素計】可燃性ガスが含まれる測定対象ガスで使用できますか。
ジルコニア酸素計の検出部は約800℃に加熱されています。可燃性ガスがあると燃焼するだけでなく濃度が高い場合は爆発の危険があるので使用できません。 磁気式酸素計ZAJを検討してください。 詳細表示
【機種:ジルコニア式酸素計】清掃工場の炉出口で測定する場合腐食対策はありますか。
ジルコニア酸素計で使用するフローガイドチューブ材質は、一般用途ではSUS304になります。 耐食性が必要な場合は、SUS316の他に非標準ですがチタンも製作可能です。 清掃工場ではチタン製、炉内温度が高温(1500℃以下)の場合はSIC製が製作できます。 詳細表示
【機種:ジルコニア式酸素計】負圧の高い箇所(-10kPa)で測定したいのですが使用できますか。
ジルコニア酸素計が使用できる測定点圧力は-3~+3kPaの範囲となります。 これを超えると、誤差が大きくなると同時に測定側と基準側(大気)のシールが劣化して測定が出来なくなります。 詳細表示
【機種:ジルコニア式酸素計】炉の出口で測定したいのですが何度まで測定可能ですか。
標準仕様のフローガイドチューブではガス温度600℃まで対応しております。 詳細表示
【機種:ジルコニア式酸素計】検出器ZFKのセンサ診断、センサー復活機能について教えてください。
センサー診断機能は、ジルコニア酸素計の検出器にゼロ校正ガスを流すことにより、センサの内部インピーダンスRを算出します。センサ劣化が進むと内部インピーダンスが上昇してくるのでRが100Ω以下を正常範囲としています。 内部インピーダンスが100Ωを超えた場合はセンサ復活処理を実施します。 センサ復活機能は、セン... 詳細表示
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