Ethernet通信で、オープン方式をUnpassiveにすると通信できますが、Fullpassiveにすると通信できません。なぜでしょうか?

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  • 公開日時 : 2023/04/25 19:00
  • 更新日時 : 2024/06/03 16:52
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Ethernet通信で、オープン方式をUnpassiveにすると通信できますが、Fullpassiveにすると通信できません。なぜでしょうか?

Ethernet通信で、オープン方式をUnpassiveにすると通信できますが、Fullpassiveにすると通信できません。なぜでしょうか?
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回答

UnpassiveとFullpassiveでは、以下の違いがあります。
 
①Unpassive  :任意の相手IP・ポート番号機器との通信を行ないます。
②FullFullpassive:PLCプログラムで指定された相手IP・ポート番号機器とのみ通信を行ないます。

このためFullpassiveの場合、PLCプログラムと実際の相手IP・ポート番号が異なると通信できません。
ファンクションブロックで入力した自己/相手ポート番号に自己/通信相手ポート基準番号の設定値(デフォルト設定値:256)が加算されたポート番号が実ポート番号になります。他機器との接続の際、設定された自己ポート基準番号、通信相手ポート基準番号を考慮してポート番号を設定してください。
 
ユーザーズマニュアル「MICREX-SX SPH Ethernetインタフェースモジュール_FH259」の[4-2 モジュールの動作定義 ⑪⑫]を参照ください。

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