温調器とV/TS2060が正常に通信しているか、判断したい
【V8/TS2060の場合】
V-SFTの[システム設定]→[ハードウェア設定]→[PLC n]→[PLC n プロパティ]→「通信異常処理:切断」にします。
各局番との通信結果は、以下のシステムデバイスに格納されます。
数値表示にシステムデバイスを割り付け、モニタします。
システムデバイス:$Pn:100~355 (n:PLC1~8) ・・・局番0~255
例:温調器をPLC2に登録、局番10の場合、$P2:110をモニタする
エラーの詳細
コード |
内容 |
0000H |
正常 |
FFFFH |
タイムアウト |
8001H |
チェックコードエラー |
8002H |
データエラー |
800BH |
相手機器から異常コードを受信 * |
* $Pn:508~511に受信コードを取得することができます。詳しくは、こちら。
上記以外のエラーコードは次のようになります。

エラー |
詳細 |
対策 |
| タイムアウト | 送信要求を出しても時間内に返答がない | 対策1, 2, 3を行います |
| チェックコード | レスポンスのチェックコードが正しくない | 対策1, 3を行います |
| データエラー | 受信したコードが規定のコードと異なっていた | 対策1, 2, 3を行います |
| 異常コード受信 | 相手機器でエラーが出ています | PLCのマニュアルを参照します |
| バッファフル | Vシリーズのバッファが満杯です | 技術相談窓口までご連絡ください |
| パリティ | パリティチェックでエラーになった | 対策2, 3を行います |
| オーバーラン | 1キャラクタ受信後、内部処理が完了前に次の1キャラクタを受信した | 対策1, 3を行います |
| フレーミング | ストップビットは[1]でなければならないのに[0]を検出した | 対策1, 2, 3を行います |
| ブレーク検出 | 相手機器のSD がLOWレベルになったままです。 | 相手機器のSD /RD の結線の確認します |
<対策>
【V7シリーズの場合】
各局番との通信結果は、以下のシステムデバイスに格納されます。
数値表示にシステムデバイスを割り付け、モニタします。
システムデバイス:$s:730~761 ・・・局番0~31
例:温調器が局番10の場合、$s740をモニタする
エラーの詳細
【V8/TS2060の場合】を参照してください。