出力電流値が任意の値を超えたらトリップさせたい。
出力電流値(実効値)を任意の値で検出してトリップさせるには、トランジスタ出力端子【Y1】または【Y2】に、電流検出『ID』機能を割り当て、出力した信号を、デジタル入力端子【X1】~【X5】のいずれかに入力し、外部アラーム『THR』を割り当てる事で、アラーム:OH2を表示しトリップします。
※トリップレベルは、電流検出(機能コード:E34 動作レベル)と、電流検出(タイマ)で設定してください。
(例)トリップ値を10Aで設定し5秒連続して流れたらトリップさせる場合
■端子【Y2】に電流検出『ID』を設定
<機能選択>機能コード:E21=37『ID』
<動作レベル>機能コード:E34=10.00(A)
<タイマ時間>機能コード:E35=5.00(S)
■端子【X5】に外部アラーム『THR』を設定
<機能選択>機能コード:E05=1009『THR』
※論理反転(アクティブON)で使用するため「1009」で設定
■配線方法
・端子【Y2】と端子【X5】を短絡(ジャンパ)してください。
・コモン端子【CMY】とコモン端子【CM】を短絡(ジャンパ)してください。