I/Oマスタモジュール(Tリンク、DeviceNet、Profibus-DP、OPCN-1)には、モジュール本体にモード設定スイッチがあり、システム定義にはモードに対応した形式(概略仕様)があります。モジュール本体とシステム定義のモードが不一致の場合、構成不一致異常が発生します。Tリンクを例にとって説明します。
<モード不一致の例>
Tリンクマスタモジュール(形式:NP1L-TL1)を使用。
モジュール本体のモード設定スイッチ(下側のロータリスイッチ)を1(Tリンク拡張モード)に設定。
システム定義にて「形式:NP1L-TL1、概略仕様:Tリンクマスタを選択」。
<モジュール本体のモード設定とシステム定義の対応>
システム定義には、「形式:NP1L-TL1」に対して以下の3種類の概略仕様があり、モジュール本体のモード設定と合わせる必要があります。
モード設定 |
概略仕様 |
0:通常モード |
Tリンクマスタ |
1:Tリンク拡張モード |
Tリンクマスタ(拡張:V42以上) |
2:I/O拡張モード |
Tリンクマスタ(I/O拡張:V47以上) |